心筋梗塞の情報を集めたサイトです。心筋梗塞の治療方法や症状などを紹介します。

心筋梗塞研究室
心筋梗塞を学ぶためのサイト

心筋梗塞の情報を集めました

  

心筋梗塞の症状とは?

心臓発作(心筋梗塞)を起こした人の3人に2人は、発症する数日あるいは数週間前に、間欠的な胸痛、息切れ、疲労感がみられます。
痛みは頻繁に起きるようになり、運動量を少なくしても起こるようになります。胸痛パターンの変化は、心臓発作を起こすことで頂点に達します。

心臓発作の特徴的な症状は、中央から左腕に広がる痛みです。
頻度は少ないですが、痛みは右腕に広がることもあります。痛みが、これらの1カ所以上で起こっているのに、胸には起こらないこともあります。心臓発作の痛みは狭心症の痛みと似ていますが、より激しく安静にニトログリセリンを使用しても軽減しません。

腹部に痛みを感じることもあり、特にげっぷをすると痛みが一時的に軽減したりする場合には、消化不良と誤解される可能性もあります。

心臓発作を起こした人の約3分の1では、胸痛がみられません。
このような患者は、有色人種、75歳以上の人、心不全や糖尿病の人、脳卒中を起こしたことの人に多くみられます。症状には気が遠くなる、突然に激しく発汗する、吐き気、息切れ、自覚などがあります。

不整脈は心臓発作を起こした人の90%以上に起こります。
心臓発作の直後あるいは数日以内は、心臓が適切に働いていないため、不整脈が起こります。心室に由来する不整脈(心室性不整脈)は、心臓のポンプ機能を大きく阻害したり、事実上拍動を停止した状態(心停止)に至ることがその結果意識を失うか、死亡します。意識消失が心臓発作の最初の症状となることもあります。
発作中は落ち着かず、発汗、不安、破滅が迫っている感覚がします。
手、足はわずかに青白くなります。症状がみられることもあります。
症状は息切れですが、不調や脳卒中に似た症状がみられることもあります。高齢者の約3分の2には、若い人と同じように胸痛がみられます。高齢の女性では、自分が病気であることに気づくまで、または救急車を呼ぶまでの時間が、若い人よりも長くかかっています。症状が起こりうるにもかかわらず、心臓発作を起こしている人の5人に1人は、軽い症状がみられるだけかあるいはまったく症状がみられません。
このような無症候性の心臓発作は、定期的な心電図検査(ECG)を行っていないと見つからないこともあります。
心臓発作の初期の数時間は、心音を聴診器で聞くことができます。

心筋梗塞の原因

心筋梗塞になる主な原因は以下の4つといわれています。


○高脂血症
コレステロールや中性脂肪が高いと動脈硬化を起こします。
脂肪分のとり過ぎや、アルコールの飲み過ぎは控えましょう。

○肥満
肥満は万病のもと。高脂血症の原因ともなります。
食べ過ぎをつつしんで、適度な運動も必要です。

○過労・ストレス
疲労やストレスをため込んだり興奮状態が続くと、血圧が上昇して血管に負担がかかります。睡眠を十分にとることも必要です。

○喫煙
喫煙は血管を収縮させ動脈硬化を進行させてしまいます。

心筋梗塞とは?

心筋梗塞は、心臓の血栓症です。

日本人の死亡原因トップはがんですが、コレと並んで致死率が高い、心筋梗塞、脳梗塞は、疾患血栓症によるものです。

元凶である血栓は、血管の一番内側で血液に接している細胞が障害を受けたり、血液の流れが乱れたりよどんだり、血液の成分が変化することでおこります。

動脈硬化になってしまっていると、血管内皮が抜け落ちたりはがれたりしやすくなるため、血栓ができやすくなります。

血栓症は、徐々に進行していくがんと違って、突然、重い病気を引き起こし、心筋梗塞や脳梗塞など死にいたるケースもすくなくありません。

血管は、身体のすみずみへ栄養を運び、体内にたまった老廃物を運び出す、パイプ役を担っています。
肝臓などの臓器を覆う血管、また血管そのものにもはりめぐらされた毛細血管を血液が通って、滞りなく循環することで体内の新陳代謝は行われています。

血管も、25歳を過ぎる頃から老化が始まり、血管壁には脂質などの不純物が溜まり始め、血管内が狭くなっていきます。
これが眼に見えない部分での血管性疾患の始まりです。

血管性疾患とは、血管の中で、血栓が引き起こす症状になります。

この血栓が毛細血管に入り込むと、血管にふたをして脳でならば脳梗塞、心臓でなら心筋梗塞を引き起こします。
ホースでもごみも詰まっていなくてきれいでも、使っていくうちに要らないものやカスがこびりついてきます。
血管を綺麗にゴシゴシ洗いながすことができればいいのですが無理ですね。
血管がつまっている場合ではちょっと胸が締め付けられるようで、安静にしてる場合でもこんな息苦しさが頻繁に起きる場合、狭心症が進行しているかもしれません。
狭心症の3分の1が心筋梗塞に移行するといわれます。

心筋梗塞は前触れなく発生してしまい、心臓をわしづかみにされるような痛みが続きます。
身体の麻痺、言語障害、後遺症が残る事が多く、死亡しなくても、寝たきりになることも少なくなく、家族への負担も大変です。

心筋梗塞の予防とは?

心筋梗塞の予防には以下のことに気をつけましょう。

高血圧や糖尿病になると、血管壁が傷つくため、動脈硬化起こしやすくなる。生活習慣や食習慣を見直し、肥満を防ぎ規則正しい生活を送ることが大切になる。
食習慣は、肥満の予防につながり、食事を抜くとつい食べ過ぎてしまうだけでなく、体が活動に必要なエネルギーをできるだけ蓄積しようと結果として太りやすくなる。

塩分をとり過ぎると、高血圧を招き、肉や卵などのコレステロールの多い 食生活は動脈硬化を招く。
塩分を控えるとコレステロールの吸収を妨げ、蓄積を防ぐ野菜や食品をとるようにする。

急激な運動は心臓に負担がかかるため危険だが、適度な運動を 行うと「血圧が下がる、高脂血症や動脈硬化を防ぐ、ストレス解消になる」などの効果がある。

睡眠不足が心臓病の危険因子の1つであるという研究報告 があり、心身の疲れをとり、ストレスをためないためにも、睡眠は十分にとることが大切だ。

たばこを吸うと血圧や脈拍が上がり、血流が 悪くなるので、動脈硬化になりやすいなど、心臓病のリスクが高くなる。


すい臓がん  がん情報  産み分け研究室  膵臓癌  女性の健康 心筋梗塞  脳梗塞  産後
  芸能人  男女の産み分け  食道がん  肝細胞がん  前立腺がん  子宮がん  大腸がん  卵巣がん

Copyright (C) 2007 心筋梗塞研究室 心筋梗塞を学ぶためのサイトAll Rights Reserved.